イチダースネット :: 北部広域ネットワーク活用等情報化推進事業に係る公募型プロポーザルの実施について

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北部広域市町村圏事務組合からのお知らせ

北部広域ネットワーク活用等情報化推進事業に係る公募型プロポーザルの実施について

北部広域ネットワーク活用等情報化推進事業に係る公募型プロポーザルの実施についてお知らせいたします。

詳細は下記をご確認下さい。

１　業務名称
北部広域ネットワーク活用等情報化推進事業
（フェリー予約システム導入に向けた基礎調査業務）

２　業務目的
北部広域ネットワークは、平成15年度を皮切りに北部市町村へのネットワーク網の延伸と地域イントラ整備により、北部地域の情報格差を是正し、市町村を高速ネットワークで接続する地域情報基盤として、北部地域全体の振興に向け、地域のポテンシャルを活かした「産業振興」、地域住民の「生活利便性の向上」、それらを支える「人材育成」および、地域の持続的発展を図ることを目的として整備が進められてきた。現在までに、ICT施策の取り組みとして、各自治体が共同で使用することができる北部広域クラウドの整備や、地域住民や観光客等が自由に使用できる公衆Wi-Fi・デジタルサイネージなどの整備が実施されている。

沖縄県においては、これまで振興施策の総合的な基本計画である沖縄振興計画のもと、ICT 関連施策が推進されてきたところであり、現在は、「沖縄21 世紀ビジョン」に掲げる 2030年頃の将来像を実現するための、後半 10年（令和４年～令和13 年）を担う「新・沖縄 21世紀ビジョン基本計画」において、ICT/DX関連施策の推進は重点施策の一つと位置づけられている。また、近年では全国的にも、DX の取組が社会のあらゆる分野で進められており、国のほうでもデジタル社会の実現に向け、令和３年度に「デジタル社会形成基本法」が成立し、同時に発足されたデジタル庁を中心に、行政分野における統一の取れたデジタル化が強力に推進されている。これは、従前の高度情報通信ネットワーク社会形成基本法（IT基本法）をはじめとした ICTインフラ整備に重点を置いた取り組みから、ICT利活用推進、データ利活用推進、デジタル社会推進へとシフトし、インフラの利活用およびデジタル技術の活用の重要性が増してきている。

　このような、AI、IoTや５Ｇなどを始めとする先端技術の登場や、デジタル庁の発足に象徴されるDX化の強力な推進などの動きを受けて、北部地域において地域が抱えるあらゆる課題に対し、ICTをより一層活用した取り組みを推進するため、「北部広域ネットワーク」を活用し、ICTを総合的・効率的に取り組むことで、情報基盤の機能強化を円滑に実施し、産業振興と定住環境の向上を図るものである。

　これまで整備してきた「北部広域ネットワーク」（クラウド、LAN、Wi-Fi等）を活用し、沖縄県北部地域の観光客増加を踏まえつつ、主要産業である観光産業の向上を図る。なかでも、離島地域である伊江村・伊平屋村・伊是名村（以下、やんばる離島三村）は、稀有な観光資源を有する観光目的地としてポテンシャルを有する場所であるものの、本島北部地域よりも観光客の受入の観点から改善すべき事項が山積しているため、デジタル技術の活用による産業振興を優先的に進めていく。特に、住民及び観光客が利用するフェリー予約システムの導入は利便性向上の観点から喫緊の課題であるものの、現状では個々でフェリー事業運営が実施していることから、サービス提供の足並みは揃っておらず、やんばる離島三村間での高度化・効率化が図られていない。

　このため、本事業では、やんばる離島三村を対象に、観光客の島内観光の利便性向上を目的に、島内に訪れる観光客の様々な観光行動に対して、それに対応する観光事業者のサービス提供（以下、観光サービス）のデジタル技術導入に向けた基礎調査を実施する。

　なかでも、本事業ではフェリー発券業務の省力化・コスト縮減を図るために、地域連携によるフェリー予約システム導入に向けた検討を行う。

３　スケジュール

項目	期日又は期限
案件公表（公告）	令和６年10月15日(火)
参加表明書の提出期限	令和６年10月23日(水) 午後５時必着
参加資格確認結果通知の交付	令和６年10月25日(金)
質問書の提出期限	令和６年10月23日(水) 午後５時必着
質問の回答	令和６年10月25日(金)
企画提案書類の提出期限	令和６年11月５日(火) 午後５時必着
プレゼンテーション開催日	令和６年11月18日(月) ※予備日　令和６年11月22日(金)
結果通知	選定委員会の翌日以降、速やかに行う
契約予定時期	令和６年11月下旬