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今帰仁城跡は本島北部の今帰仁村字泊のハンタ原にあります。三山時代「北山城」と呼ばれていました。標高90〜100m前後の古生期石灰岩の上に築かれた連郭式の山城です。城内は大小八つの郭からなり、古生期石灰岩の石垣を3〜8mの高さに積み上げて城壁とし、その総延長は1.5kmにも達します。その建築法や立地条件から難攻不落の城とされてきました。難攻不落を誇った城、そして豪勇無双な武将と呼ばれた城主、攀安知(はんあんち)は1416年ついに尚巴志の軍勢の前に陥落しました。その後は、尚巴志の息子(3代目国王
尚忠)が北山監守として残りました。それから長い時を経た2000年12月、今帰仁城グスクを含む「琉球王国のグスク及び関連遺産群」は世界遺産に登録されました。 |
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