協力&リンク イチダースネットHOME
       
   
       
  ■ブロードバンド回線森へのいざない:6分35秒
■ISDN・36Kモデム回線森へのいざない:6分35秒
 

 
 




 
 沖縄の北部には総面積約340Ku、年間降雨量約3000ml、 年間平均気温22度の広大な「やんばるの森」が形成されています。イタジイ、オキナワウラジロガシ、ヒカゲヘゴなどがうっそうと茂り、森の乾燥を防いでいます。そこに生息する動物は約3700種、植物は1300種を超えているともいわれています。近年になっても生きた化石と呼ばれる生物が続々と発見され、いまも多くの研究者たちの関心を惹きつけています。それら野生動物たちを守っているのも「やんばるの森」なのです。


東村から見るやんばるの森全景
 


 
 
 苔に覆われた地面は大量の水を蓄え、その水は沢をくだり、森全体を潤していきます。温暖な気候、豊かな水の恵み、複雑な地形が変化に富んだやんばるの森をつくっています。やんばるの森が育む自然は古くから沖縄のひとの暮らしや文化にも深く関わっています。
トドロキノ滝


 
  自然の連続再生:29分16秒  
 
 
 
 
 
 
 







イタジイ  

 正式な和名はスダジイといいます。沖縄ではイタジイと呼ばれています。やんばるの森の中で最も多い木でやんばるの森の約7割がこの木で占められています。イタジイは高さ20メートル、幹の直径1メートルに達する常緑の広葉樹です。ノグチゲラなどの野生動物の生育するための最適で安定した環境を保つ役割をはたしてきました。
ノグチゲラの古巣


   

 やんばるの森を代表する木のひとつで、成長すると幹
の直径1メートル、高さ20メートル以上になるものもあり
ます。古くから建築材として重宝され、城作りにも利用
されてきました。秋にはドングリの実をつけます。
 
   
オキナワウラジロガシ
 
   

 
   

 やんばるの森で多く見ることができる大木のようになるシダ植物です。高さ約3〜8メートルにまで成長します。先端から3〜4メートルの葉が出ます。幹には葉の付いていた痕が小判のような模様が残ります。そのような模様からやんばるの昔話でヘゴの木は「金運を運び、幸せを呼ぶ木」として今にも伝えられています。
 
   
ヒカゲヘゴ
 



 
  東村から見るやんばるの森全景   イタジイ   オキナワウラジロガシ   ヒカゲヘゴ
  | HOME | ぺージ TOP